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2008年4月

2008年4月28日 (月)

アイシングとは

最近スポーツの中継などで選手達が競技の終了後にカラダの様々な部位に大きなバンテージを巻いている姿をみる機会が多くなりました。

あの大きなバンテージの下には筋肉や関節などをアイシングする為の氷嚢であったり、コールドパックなどが存在しています。

こういった「アイシング」という行為はスポーツ選手の為の特別な行為と思われがちですが、一般の生活の中にも必要となるケースがたくさんあります。

例えば、健康増進の目的で行っているウォーキングやジョギングのクールダウンに、急な腰痛や膝痛、腱鞘炎、捻挫や打撲、火傷や発熱、熱中症、歯の痛み、日焼け、鼻血などにも対応が可能です。

「アイシング」は応急処置の第一選択肢であることを知っておくと様々な場面で役に立つ時があると感じています。

特に何かのケガをした際などは医療機関を受診するまでの時間を使って適切な応急処置を行うことで、その後の予後の良し悪しにも関係してきます。

是非、「アイシング」の方法を知っておきましょう。



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2008年4月26日 (土)

シップ薬を効果的に使うために知っておきたいこと

シップ薬の良い所、悪い所、種類などについては前回までにお話しましたが、これらを踏まえた上で、より効果的にシップ薬を利用するために知っておきたいことがあります。

1.シップ薬そのものは冷やしたり温めたりする能力はあまり高くない。

例えば、どこかをぶつけたり捻ったりして患部が腫れてきたときに患部を冷やす目的でシップ薬を使用してもあまり効果的とは言えません。ぎっくり腰の急性期などもそうですが、患部の炎症を最低限度に抑える為の「アイシング」には氷嚢などを直接患部に当てることが重要です。

アイシングをしっかり行った後で、患部にシップ薬を貼った方が痛みを和らげるのには効果的です。



2.長時間同じシップ薬を貼っていてもあまり効果的ではない。

シップ薬の成分が皮膚から浸透していきますので、ある程度の時間が経過するとその効果も薄れてきます。

4~5時間くらいを目安に貼り返る方が効果的です。その際、同じ場所に貼り直すときは少し時間を空けてあげた方がかぶれなどを予防できます。



3.お風呂に入ってすぐにシップ薬を貼らないようにする。

特に皮膚が敏感な方はお風呂上りにすぐにシップ薬を貼ると薬の成分が「ヒリヒリ」感じてシップ薬を剥がすとそこだけ発赤してしまうケースもあります。

できれば20~30分くらい空けてから貼るようにしてみましょう。



4.貼ったときに「気持ちよい」と感じるものを使用する。

「冷シップ」、「温シップ」は基本的にどちらを使用しても効果に差異はありません。冷やしたり温めたりする能力よりも貼った時に冷たく感じるか温かく感じるかの違いと考えた方が良いかもしれません。

シップ薬を貼る際にどちらの方が気持ちよく感じるかを試してみて心地よい方を使用すれば良いと思います。



5.かぶれの症状が出る場合は「塗り薬」を出してもらう。

場合によってはかぶれの症状が強い方もいらっしゃいます。そういった場合は、「塗るタイプ」の消炎鎮痛薬もありますので、お医者さんに相談しましょう。

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2008年4月25日 (金)

シップ薬の種類

シップ薬には大きく分けて「冷シップ」と「温シップ」、「テープ剤」の3種類があります。

それぞれの特徴として、

【冷シップ】

・貼った時に「スーッ」と感じるメントールなどの成分が含まれており、皮膚を冷やすことで毛細血管を収縮させる作用があります。

・一般的には打ち身や捻挫など急性で腫れなどを伴っている際に使用します。


【温シップ】

・とうがらし成分などが含まれており、貼った時に温かく感じる作用があります。ただし、人によっては「ピリピリ」感じたりかゆく感じる方もいます。

・一般的に肩こりなど慢性的な炎症の時に使用します。


【経皮鎮痛消炎テープ剤】

・肌色をした薄いテープ剤で、皮膚から吸収されるタイプの鎮痛剤です。

・急性期・慢性期と分けられることなく使用されています。


これらの「シップ薬」の特徴は上記の通りですが、正直な所あまり詳細に使い分けなくても貼った際に「気持ちよい」と感じるものを貼った方が効果があるように思います。

最近は「シップ薬」の独特なにおいがしないタイプのものもありますので、色々試してみて自分のカラダに合うものを見つけてみるのも一つだと思います。

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2008年4月24日 (木)

シップ薬の長所・短所

関節痛や筋肉痛など、カラダに痛みがある時にけっこうお世話になるのが「シップ薬」です。
みなさんも一度はお世話になった経験があるかも知れませんね。

この「シップ薬」ですが大きな特徴として、

・痛みや腫れなどがある関節や筋肉などの局所に直接作用し症状を改善させる
・飲み薬と違ってクスリの成分が「経皮的」に浸透するのでクスリの成分が全身に作用しない


という長所がある一方、

・一般的に飲み薬ほど効果が良くない
・皮膚がかぶれやすい


という短所も理解した上で使用しましょう。もし皮膚にかゆみやヒリヒリ感、発疹や発赤などを生じたら使用を中止した方が良いでしょう。

人によっては同じ「シップ薬」でもメーカーなどによってかぶれるもの、かぶれないものがある方もいらっしゃいますし、また今までかぶれたことがない人でも何かをきっかけに急にかぶれが出る方もいらっしゃいます。

もしかぶれの症状がでたらお医者さんに相談するか薬剤師さんに相談してみましょう。



※気管支喘息やアスピリン喘息の既往歴のある方は「シップ薬」を使用する前にお医者さんに相談しましょう。










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2008年4月22日 (火)

10代の便秘・・・

たまたまTVを観ていたら

『 11歳から飲める便秘薬。ビオ○ェ○ミン便秘薬 ♪ 』と数十秒のCMが流れました。

えぇぇぇぇ~coldsweats02 正直びっくり!です。

子供でも体調によっては便が出にくかったり・・・出過ぎちゃったり・・・する事もあるでしょう。でも、【 子供専用便秘薬 】 が発売されるということは・・・詰まって困ってってしまうほどの便秘で悩む子供が多いと言う事ですねwobblysweat01

(決して、薬を飲む事を反対しているのではありませんが・・・。)でも、ほんとにクスリに頼ればいいのでしょうか??? きっと、クスリに頼る前に出来る事はあるはずです。

大人と違い子供の体調改善は反応が良いのです。

『 カンタンに・・・』 『 手軽に・・・』の考えが主流の世の中。子供達の腸の働きが心配になりました。

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2008年4月21日 (月)

発熱の時期別対処法

「発熱」にも時期(タイミング)があります。

このタイミングをうまく掴むことでより効果的な風邪対策ができます。

1.前兆期

体内に外敵が侵入すると身体は体温を上げようと悪寒を感じて震えを起こします。「ゾクゾク」した後に「ガタガタ」震える経験したことありませんか?

これは筋肉を収縮させて熱を産生している身体の反応です。

この時期はできるだけ身体の保温に努め、室温なども少し高めにして身体を休めます。


2.熱の上昇期~ピーク期

この時期は身体が外敵(細菌やウィルス等)と戦う準備が出来、戦い始めたころです。この時期に解熱剤を服用して無理やり体温を下げてしまうと身体の免疫系細胞の働きを抑制するだけでなく、細菌やウィルスそのものの活動を活発にしてしまう恐れがあります。

その為、細菌やウィルスの退治がうまくいかずに完治するまでに時間がかかったり、風邪をぶり返しやすくなることもあります。

この時期はできるだけ解熱剤の服用は避けるべきですが、高熱が長期にわたる場合や体力の消耗が激しい場合には「体力温存」のためにお薬の力を借りる必要があります。


3.熱の下降期

熱が下がり始めると大量の汗を掻きますので、こまめに着替えましょう。また、汗を掻くことで体内が水分不足になりがちですのでこまめに水分摂取をしましょう。汗を掻くだけでなく下痢や嘔吐なども伴っていた場合は、体内のミネラルバランスも崩れているのでスポーツ飲料での水分摂取をオススメします。

ただし、スポーツ飲料には「糖分」が多く含まれていますので「水」などで薄めて摂取しましょう。

お茶、コーヒー、紅茶などはカフェインが含まれており利尿作用がありますので、あまりオススメできません。どうしても、という場合は薄めのものにしましょう。

この時期はできるだけ早く平熱に戻すように身体を冷やしましょう。腋の下、太ももの付け根、首筋などは大きな血管(動脈)が体表面近くを通っていますので、血液を冷やすのには最適です。

また、この時期は解熱剤を服用するにも良い時期です。


4.熱が下がったら

胃腸に負担をかけないように消化の良いものを食べて休養し、体力の回復を図りましょう。熱が下がったからといってすぐにスポーツを再開したり、飲酒をするのは避けましょう。


※補足

風邪の症状(発熱、咳、頭痛など)や消化器症状(下痢、嘔吐、腹痛など)に引き続いて、動悸、胸痛、不整脈、呼吸困難などの症状が出ることがあります。これはウィルス感染によって心臓の筋肉に炎症を起してしまう「ウィルス性心筋炎」という病気の可能性があります。

もし、風邪を引いた後でこのような症状が出た場合は適切な医療機関で医師の診察を受けましょう。






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2008年4月19日 (土)

発熱とは?

風邪を引いた時などの「発熱」とはどういった状態の事を言うのでしょうか?

「発熱」とは、

『平熱よりも1度以上体温が高い状態』

のことを言います。

「発熱」の主な原因には、細菌感染、ウィルス感染など外因性の発熱物質がありますが、これらは熱に弱い性質を持っているので、私達の身体はあえて発熱することで細菌やウィルスの活動を抑制し、これらと戦う白血球の働きをアシストしているのです。

このように身体が戦う準備を整えている時に安易に「解熱剤」を服用して強制的に熱を下げてしまって良いのでしょうか?

身体が発熱しているのには発熱しているだけの「何らかの理由」があるのです。
むやみやたらに熱を下げてしまうと体内での細菌やウィルスの活動を促進させ、かえって回復が遅れてしまうことがあります。

「発熱」したからといってすぐに「解熱剤」という薬の使い方にはちょっと注意が必要です。

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2008年4月18日 (金)

自分の体温(平熱)を知っていますか?

みなさんは自分の体温(平熱)をご存知ですか?

自分の普段の体温(平熱)を知っていると、風邪等を引いて発熱した際に普段の体温とどの程度乖離しているかの目安にもなり役に立つ事がありますよ。

そんな体温ですが、そもそも何の温度を測定しているのでしょか?

実は、測定部位近くを流れている「血液の温度」を測定しているのです。

つまり、「血液」が「熱」を体の隅々に送っているのです。

ですから血液の流れが悪くなっている部分の皮膚を触ると冷たいのです。

生理学的には健康成人の体温は腋窩温(腋の下)で36.0~37.4℃で、口腔温で37.2℃直腸温で37.6℃と言われています。

また体温はかなり日内変動しています。
一般的に夜間から朝にかけて低く、日中はお昼過ぎから夕方に高くなる傾向があり、その日内差は0.5~0.7℃くらいあります。

そんな体温ですが、外部から体内へ悪いものが入ってくるとその悪いものを除去しようとして体温の設定温度を上げて、悪いものの活動を抑制、死滅させようと試みます。

これがいわゆる「発熱」です。

1番身近な「発熱」は風邪を引いた時ではないでしょうか?

次回からそんな「風邪」を引いた時の対処法についてお話を進めてみたいと思います。

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2008年4月17日 (木)

1日何回トイレに行きますか?

1日の排尿回数には個人差がありますので一概に『頻尿』を定義するのは難しいのですが、

『起きている時に10回以上、夜寝て朝起きるまでに2回以上』

と一応決められています。

当然、水分摂取量がいつもより多い日などは多少回数に増減はあると思います。

また、「尿意はあるがトイレに行ってもあまり出ない」という症状があります。

これは女性であれば「膀胱炎」、男性であれば「前立腺肥大」の時に良く見られる症状です。

もし「膀胱炎」の可能性がある場合、排尿時に痛みや残尿感を伴いますし、「前立腺肥大」の場合は尿が出ずらい、尿のキレが悪いなどの症状を伴う事もあります。

もしも「頻尿」に当てはまり、上記の症状を伴うようなら一度泌尿器科の専門医師の診察を受ける事をお勧めします。

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2008年4月16日 (水)

スポーツでカラダを壊さないために・・・

だんだん暖かくなってきてカラダを動かす機会が増えてくる季節となりました。

「カラダがなまってしまったから・・・。」
「筋トレして夏に備えないと・・・。」
「体重を落とす為に運動しないと・・・。」

さまざまな理由でこの時期運動を始める方が多いと思いますが、実は運動をするとカラダにとって普段の生活より負担がかかることも事実です。

アスリートが激しい運動をすると筋繊維レベルでは数本の繊維が切れていると言われています。

しかし運動の2時間後には成長ホルモンが分泌され切れた繊維は以前よりも20%近くも強く再生されます。(これを”超回復”と言います)

ところが、この筋繊維の修復・再生の際に『アミノ酸』が足りないと、筋肉内で通常修復では使われることのない「赤血球」を修復のための材料として使用するため「赤血球」が破壊され(溶血)、「スポーツ貧血」を引き起こしてしまいます。

こういった状況に陥らないためには運動後はできるだけ速やかに『良質なたんぱく質の摂取』をこころがける必要があります。

しかし、『良質なたんぱく質』を食品から摂ろうとすると乳製品や肉類になってしまうため過剰な「脂肪」も摂取してしまいます。

そこで、最近運動時にはサプリメントやスポーツ飲料などで「アミノ酸」そのものを摂取することをお奨めします。

アミノ酸は主に肝臓で代謝されますが、アミノ酸の中でも分岐鎖アミノ酸(BCCA=バリン、ロイシン、イソロイシン)は筋肉を構成する主成分とされています。

運動前にBCCAを含むサプリメントやスポーツ飲料などを摂取しておくと筋肉内でのBCCAの分解代謝が促進され痛んだ筋肉繊維を素早く補修し、体内で起きる赤血球を使った「たんぱく異化作用」を抑制でき、「スポーツ貧血」の予防につながります。

また運動することで筋肉に生じる「乳酸」の発生を抑えることもできるので、運動後に摂取すれば疲労から早期に回復することが可能になります。

*ただしあくまでもふだんの食生活で食物から良質なたんぱく質を摂取することもとても重要です。 サプリメントはあくまでも栄養補助食品ですからサプリメントだけを摂っていれば良いということではありません。

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2008年4月15日 (火)

変形性膝関節症の一般的な治療法

「一度磨り減った関節軟骨は現在の医療では完全な形への再生は不可能」

と言われていますので、『変形性膝関節症』に対する治療は、

・痛みの緩和
・関節の可動域の回復
・膝周囲の筋力強化


が治療の主力となります。

整形外科では、痛みの緩和を目的に膝の関節内への注射やシップ剤、経口薬、座薬などによる消炎鎮痛剤を用いたり、ホットパックやマイクロウェーブなどの理学療法機器による温熱療法が行われます。

これらの治療に加えて、膝関節への負担を軽くする為に膝関節周囲の筋力をアップさせる運動療法を行う場合もあります。
(この運動療法の部分に関しては整形外科によって介助・指導してくれたりする所と自宅で自分でやってもらう所と医療機関によって違いますが・・・)

これらの治療を継続しても症状に変化がない場合に外科的治療も選択肢の一つになります。

一般的には「人工膝関節置換術」が行われますが、実はこの人工関節は1度埋めれば「永久的に大丈夫」という訳ではなく、人工関節そのものにも寿命があります。

したがって、「手術をする時期」というのも重要になってきます。

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2008年4月14日 (月)

当院での変形性膝関節症に対するアプローチ

当院でも『変形性膝関節症』の患者さまからご相談を受ける事があります。

当院では『AKA療法』という関節包内運動療法手技を用いて膝の関節の動きの改善を目指しています。

患者さまによっては治療を受けた直後から効果を感じて頂ける方もいらっしゃいます。

実際、治療前に膝を曲げると痛みを感じて完全に曲げることができなかった方が治療後には膝を曲げて踵がお尻にくっつくことができるところまで関節の可動域が回復することもあります。

また、関節内に慢性的に水が溜まりやすい方や関節に「はばったさ」を感じている方には温灸治療を薦めています。

当院にいらっしゃる時意外にも自宅で積極的に温灸をしてもられるように、マジックなどで治療ポイントに印を付けさせて頂き、温灸を持って帰ってもらっています。

当院の治療を実際に継続治療して頂いている方の中で、膝に水が溜まらなくなった方もいらっしゃいます。

当院ではこういった治療に併せて時期を見て筋力トレーニングもマンツーマンで指導しています。

実際の筋力を測定し、トレーニング前後での筋力を比較する事で患者さまのモチベーションも維持してもらうと共に「努力目標」を設定し筋力アップを目指しています。



※ただし、治療効果の感じ方には個人差があります。

また、関節そのものの変形の度合いが「手術適応」になるほどの「ステージ4」クラスになると治療効果を感じて頂くのはなかなか難しくなる事も事実として感じています。

変形の度合いが強い場合はやはり「外科的治療」も視野に入れての対応が必要と感じています。

その場合でも、「筋力の強化」は術前においても必要になりますのでサポートしていく事は可能です。

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2008年4月12日 (土)

変形性膝関節症の症状

『変形性膝関節症』の初発症状としては一口で言えば、『膝の違和感』と表現できると思います。

・朝の起床時に膝が重だるい
・膝の曲げ伸ばしが何となく<はばったい>
・歩行時に急に「カクッ」となる
・ちょっと長く歩くと膝が少し痛むが休むとすぐ消える
・正座はできるが膝が曲りにくい

このような症状は『変形性膝関節症』の初期の警告サインかもしれませんので注意が必要です。

こういったサインをそのまま放置しておくと徐々に症状が悪化してくる可能性があります。

・膝関節の周囲に明らかな痛みを感じるようになる
・正座をしようとしても膝が完全に曲らない
・膝を伸ばしても床に膝の裏が付かない
・階段の昇りや降りで膝に痛みを感じるようになる

という症状の他に、関節そのものにも

・左右を比べると膝の周囲の太さが違うように見える
・膝の皮膚を触ると熱感を感じる、皮膚に赤みがある
・膝の周囲の皮膚のシワが突っ張って皮膚が何となく「テカテカ」して見える

などの変化が見られるようになります。

このような状態の場合、膝の関節内に炎症が起きていて関節内に水が溜まっている可能性もあります。

さらに状態が悪化していくと、骨そのものに変形をきたす事で外見的にも関節の変形が著明になります。こうなってしまうと日常生活にも大きな影響を及ぼすようになります。

最終的には人工膝関節置換術などの手術が必要になるケースも出てきます。

このような病態をたどる『変形性膝関節症』ですが、その治療法としては基本的には「保存療法」がメインの治療法になります。


次回は変形性膝関節症の一般的な治療法についてお話させて頂きます。

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2008年4月11日 (金)

変形性膝関節症とは?

整形外科などでお医者さんから「OA(オーエー)だね」とか「老化だね」と言われることが多いのがこの『変形性膝関節症』です。

『変形性膝関節症』は膝の関節を構成する大腿骨と脛骨の隙間にある軟骨が磨り減る事で骨同士が当たったしまい、関節内に炎症を起したり関節そのものが変形してきたりする状態を言います。

中高年以降の女性に比較的多く見られる疾患ですが、症状の出方や進行の仕方は人それぞれです。

実際のレントゲン検査では膝関節の変形がかなり進んでいても症状が出ていない方や逆にレントゲン検査ではあまり変形がないにもかかわらず痛みが強い症例なども見受けられます。

『変形性膝関節症』は大きく分けて「一次性」のものと「二次性」のものに分類されます。

「一次性」の原因となるものは、

・女性であること
・加齢によるもの
・肥満
・膝関節周囲の筋力の低下
・足の変形(O脚、X脚、偏平足、外反母趾など)
・足にマッチしていない履物

などによるものです。

一方「二次性」の原因になるものは主にケガや病気によるもので、

・膝関節周囲の骨折に伴う軟骨の損傷
・内側、及び外側の半月板損傷
・膝の前・後十字靭帯や内・外側の側副靭帯の損傷
・捻挫
・慢性関節リウマチ(RA)

などが挙げられます。



次回は、『変形性膝関節症』の症状と治療についてお話します。




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2008年4月10日 (木)

顆粒剤の飲み方

「顆粒剤」とは細かい粒状になっているお薬の事です。

「粉薬」と違う点は顆粒一粒一粒が糖分で『コーティング』されていることです。

この『コーティン』にも実は意味がありまして、他のお薬同様、お薬の効果を出す場所や時間を設定して作られているのです。

例えば、胃薬の場合の多くは胃の中ですぐに溶けて欲しいので「顆粒薬」ではなく、「粉薬」が多いのです。

ゆっくり溶けて欲しいお薬は「糖衣錠」や「カプセル剤」の形になっているのです。

ですから「顆粒剤」を服用する際は噛んだりせずにそのままの形で飲むことが重要です。

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2008年4月 9日 (水)

カプセル剤の飲み方

「カプセル剤」とは薬をゼラチンなどでできたカプセル容器に入れたものを言います。

しかし一口に「カプセル剤」といってもどれも同じという訳ではありません。

カプセル自体の成分や厚さの違いがあり、

・胃ですぐ溶けるもの
・胃で溶けるのに少し時間がかかるもの
・胃で溶けずに腸に届いてから溶けるもの

など色々な種類のカプセルがあるのです。

このように薬が効いてほしい場所や時間を設定して作られているのが「カプセル剤」なので、そのままの形で飲む事が大切です。

たまにカプセルを開けて中のお薬だけ飲むと早く効くのではないかと思っていらっしゃる方がおりますが、こういった飲み方は止めましょう。

本来腸から吸収させたいお薬を胃や食道で吸収させてしまうと粘膜が傷ついてしまう恐れもありますし、十分な効果が期待できなくなる可能性もあります。

さらにカプセル剤を水無しで飲まれる方もおりますが、カプセルが食道や胃の粘膜に貼り付いて容器が溶け粘膜に潰瘍などを起すこともあります。

必ずコップ1杯分の水を一緒に服用するように心がけましょう。

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2008年4月 8日 (火)

貧血予防には・・・。

昨日は『鉄欠乏性貧血』について少しお話させて頂いたので、本日は日頃からできる「貧血予防」対策についてお話させて頂きます。

「貧血予防」に1番理想的なのは『日頃から鉄分の多い食品を摂取する事』を心がける事と『調理器具を工夫する事』です。

鉄分を多く含む食品は例えば、レバー、あさり、ほうれん草、ひじき、などです。

しかし、鉄分を多く採るだけではダメなんです・・・。

実は腸内での鉄分の吸収を良くする食品もバランスよくとることが大事になるのです。

ビタミンBとビタミンCを併せて摂取すると鉄分が効率よ身体に吸収されことが分かっています。

ですから緑黄色野菜や柑橘類、いちごなどの果物を食事の中に取り入れることでより効率的な鉄分摂取が可能になるわけです。

ただしバランスが大事ですので、果物が良いからといって過剰に摂取すると果物の中に含まれる「果糖」を摂りすぎる事になりますので注意してください。

まとめると、『彩りよくバランスを考え多種類の食物を適度に摂取』することが大事ということです。

「ちょっと面倒くさい」

と思われるかもしれませんが、今食べているものが1年後、あるいは2年後のあなたの身体を支えてくれる源になるのです。



※鉄分の多い食品の補足
豚レバー、鳥レバー、アサリの佃煮、わかさぎ、かつおのフレーク、あさり、あおやぎ、かつおの佃煮、もずく、干しひじき、牛レバー、牛腎臓、ほうれん草、かき、小松菜、菜の花、凍り豆腐、乾燥大豆など

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2008年4月 7日 (月)

鉄剤はお茶で飲んでは×です。

女性の方は『鉄欠乏性貧血』の方が比較的多いです。これは女性の生理との関係がある為ある程度はやむを得ないことですが、最近では食生活の変化や偏食、調理用器具の進化などで男性にも『鉄欠乏性貧血』の方が増えてきています。

「貧血」であるかどうかの指標としては血液検査での「Fe」という項目の数値を見てみると分かります。

さて、この『鉄欠乏性貧血』の治療薬である「鉄剤」緑茶や紅茶、ウーロン茶などのお茶類と一緒に飲んではいけません。

「鉄剤」はふつう白い錠剤やカプセル状で処方されますが、中身は真っ黒い「鉄の粉」です。

人間の身体が必要とするのは「還元鉄」と呼ばれる「酸化していない鉄」なんですが、この「還元鉄」の性質としてお茶の成分である「タンニン」の作用で酸化してしまう性質があるのです。

ですからただ単にお茶の類と一緒に服用しないようにするだけではなく、「鉄剤」を服用する前後30分くらいはお茶を控えた方が無難です

なぜならお茶を飲んでから30分程度は胃の中に「タンイン」が残ってしまうからです。

もう一つ注意したいのが鉄を多く含むサプリメントなどによる「鉄の過剰摂取」です。鉄分の採り過ぎは過度の血圧の低下、けいれん、肝臓への過剰蓄積などの引き起こし健康へ悪影響を及ぼす可能性もあります。

鉄分摂取を検討する際はお医者さんの診察を受け、正しい摂取を心がけてください。

※鉄剤を服用すると便や尿が黒くなる事もあります。トイレでびっくりするかもしれませんが、心配はありません。

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2008年4月 6日 (日)

お医者さんのお薬と市販薬の違い

お薬は「医薬品」と言われ、「治療効果がありますよ。」ということを国(厚生労働省)が保証したもので、「日本薬局方」という薬の基準書に登録されているものを言います。

「医薬品」にはお医者さんが出す「医療用医薬品」と薬局やドラックストアで購入できる「一般医薬品」とがあります。

お医者さんが薬を出すときに書く書類を「処方箋」と言いますが、どんな薬を1日何回、どれくらいの量を、何日間飲むのかなどの情報が書かれています。お医者さんが出すお薬の約2/3がこの処方箋を必要とする「処方箋医薬品」と言われるものです。

この2つ「医療用医薬品」と「一般医薬品」には大きな違いが2つあります。

・薬の対象

 「医療用医薬品」は処方された患者さんのみが対象です。ですから仮に身内や知り合いに同じ症状の方がいても同じような効果があるかどうかは分かりません。

 一方で「一般用医薬品」は同じ症状を訴えている不特定多数の人を対象としているお薬ですので、症状が同じであれば同等の効果が期待できる可能性があります。

・薬そのものの強さ

 「一般用医薬品」は医療用医薬品を転用してその成分を弱められて作られているものが多いので、薬としての強さも「医療用医薬品」と比べて約1/3~1/2くらいの強さしかありません。

これは手軽に購入できる薬のため飲み方を間違えたことによる事故が発生しないようにということで薬理効果を加減されているのです。


薬はカラダにとって「良薬」にも「毒」にもなる可能性があるものです。

用法・用量などを守ることはもっともですが、何かの薬を服用することはカラダのどこかに負担をかけているという「諸刃の剣」であることは知っておいたほうが良いと思います。

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2008年4月 5日 (土)

野球肘

患者さん:高校球児(16歳)
症状:投球時の肘の痛み
整形外科での診断名:野球肘

彼は小学校時代からずっと野球をしており、以前から肩や肘に違和感があったが、高校で公式野球部に入部してから症状がさらに悪化。近所の整形外科で診察を受けたところ「野球肘」の診断を受け、休養と痛み止めのお薬、シップで様子を見るように言われた。

しばらく様子を見ていたが症状に改善が見られないということで、私のところに相談に。

本人としては、

「本当にこのままで良いのか?」

という不安で一杯なので、もう少し精密な検査を受けたいがどうしたら良いか分からないということでした。

一般的に町の整形外科ではレントゲン検査は受けられますが、その先の詳細な検査、例えばCTやMRIといった検査を受けられる場所は少ないと思います。

そこで、整形外科の中でも「手の整形外科専門医」がいらっしゃる病院でのMRI検査を薦めました。

「手の整形外科専門医」というのは、主に肘から指先までの症状を専門的に診察・治療を専門に行っているお医者さんです。

そこで、専門医の先生にMRIで診察して頂きましたが、最終的には大きな問題はないということで、彼の不安も取り除くことが出来ました。

ただ症状そのものは投球すると気になってしまうという事で、彼から依頼されて「投球フォーム」のチェックを行ってみました。

すると、投球フォームに若干の問題があることが判明し、ビデオ撮影をしながら特に大事な2,3点について修正していきました。

そして現在の症状については練習前後のストレッチ、練習後のアイシング、帰宅後に自分で温灸治療を行ってもらうことにしました。

そんな彼から最近連絡が入り、投球フォームをチェックしながら調整中ですが肘の違和感は比較的改善してきているようです。また温灸治療をした方が調子が良いと言うことで温灸治療も継続しているそうです。

今回の症例では、肘そのものの構造的な問題はなかったのですが、小・中学校と身につけてきた「フォーム」にやや問題があって、結果として肘に負担がかかったままで投球していることが肘に症状を発生させていました。

カラダの症状の治療を行うときに重要なことはただ症状を楽にするというだけでなく、

『どうしてその症状が出ているのか』

という視点をもってカラダの使い方、動作、生活環境などの改善点を見つけていくことも重要なんだと改めて経験させて頂きました。

今年高校2年になって、いよいよ本格化する高校野球生活を完全燃焼できるようにさらにサポートしていきたいと思っています。

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2008年4月 4日 (金)

「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」について

睡眠にもリズムがあることをご存知でしょうか?

睡眠は「レム睡眠」「ノンレム睡眠」という質の違う二つの睡眠が約90~110分の周期で繰り返されています。

・レム睡眠(カラダの休息)

 レム睡眠は「浅い眠り」で脳波でも覚醒時に近い脳波が見られます。この睡眠中に大脳の記憶を整理し情報の再編成を行う事で、翌日以降の頭の回転を良くして作業効率をアップさせます。脳は活発に動いている反面、カラダは筋肉を弛緩させちょっとゆすったぐらいでは起きません。レム睡眠はノンレム睡眠後の10~20分くらいで、この時期に良く夢を見ます。

・ノンレム睡眠(ココロの休息)

 ノンレム睡眠は寝始めにすぐに入る「深い眠り」のことです。大脳は機能を停止し休息をとります。ノンレム睡眠は脳波の変化によって<うとうとした眠り・浅い眠り・中くらいの眠り・深い眠り>の4段階に区分されます。ノンレム睡眠は1時間~1.5時間ほど続きます。

つまり、睡眠そのものにも「カラダの休息(レム睡眠)」と「ココロの休息(ノンレム睡眠)」があるということです。

ですから睡眠は、ある程度の時間的な「長さ」を確保しないとココロとカラダの両方が休めた事にはならないのです。

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2008年4月 3日 (木)

快適な睡眠のために・・・その2

昨日の続きです。

8.「眠りが浅い」と感じたら積極的に「遅寝・早起き」を心がけましょう。

  いつまでもふとんの中でだらだらしていると熟睡感が減ってしまい、睡眠調節機能の一つである「ホメオスタシス機能」がうまく機能しなくなります。

  「眠りが浅い」と感じたら睡眠時間そのものを減らして見ましょう。

9.激しいいびき、睡眠時の無呼吸、下肢の痙攣などがある場合はお医者さんに相談しましょう。

  これらの症状がある場合、背景に他の病気がある場合もあります。症状が長引く場合はお医者さんの診察を受けましょう。

10.昼間に強い眠気に襲われる機会が頻発する時は睡眠専門医の診察を受けましょう。

  睡眠中のいびきが原因で、症状が悪化すると睡眠時無呼吸症候群(SAS)にする場合もありますし、遺伝性の疾患である「ナムコレプシー」という病気が隠れている場合もあります。最近は睡眠専門で診察をしてくださるお医者さんもあります。

11.「睡眠薬代わりの飲酒」をしない。

  就寝前にアルコールを過剰摂取すると深い睡眠の妨げとなり中途覚醒の原因にもなりかねません。体内でアルコールを分解する際に水分が必要になるので喉の渇きで眼が覚めたり、逆に余分な水分を排泄しようと「尿意」を催して眼が覚めてしまうことも多くなります。

12.睡眠薬の服用はお医者さんの指示に従って正しく服用しましょう。

   睡眠薬はアルコールとの併用を避け、決められた時刻に服用するように心がけましょう。

13.「より快適に眠る為の入浴法」を身につけましょう

   ぬるめのお湯(38~40℃)にゆっくりつかりましょう。「半身浴」は副交感神経の活動を促しカラダのリラックス効果が高まります。また浴室内の照明や音楽、アロマテラピーなどのリラックスグッツを利用してみるのも良いでしょう。

14.自分のカラダに合う「リラクゼーション」や「睡眠導入法」を見つけましょう。

   「これがあると眠れる」とか「これをすると眠れる」など睡眠を誘発できるものを見つけてみましょう。ストレッチや複式呼吸法、マッサージ、音楽、アロマテラピー、自律訓練法なども有効と言われています。

以上、当院がおススメする『快適な睡眠をとるための14の掟』です。

自分スタイルの「快適な睡眠」を探してみてください。

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2008年4月 2日 (水)

快適な睡眠のために・・・その1

快適な睡眠をとる為に注意したい14の項目をお話させて頂きます。

1.眠くなってから布団に入りましょう。

  眠ろうとしすぎると大脳が緊張して寝つきが悪くなります。

2.睡眠時間にこだわらない。

  睡眠時間は人それぞれです。また同じ人でも季節によって睡眠時間は変化する事もあります。また、加齢によって睡眠時間が短くなるのはごく自然な生理現象です。

3.睡眠に影響を与える「強い刺激」に注意しましょう。

  夕食後・入眠前にコーヒー、紅茶、濃いお茶、辛いものの大量摂取、タバコ、強い光、食べ物の大量摂取は避けましょう。

4.起床時間にもリズムを持ちましょう。

  「早寝早起き」ではなく、「早起き」の継続が結果として「夜の眠気」を誘発します。

5.「眠りの環境」作りをできることから始めてみる。

  目が覚めたら太陽の光を積極的に取り入れ体内時計を切り替えましょう。その他にも室内照明の「照度」、寝室内の「温度」、「湿度」、「寝具」などを自分の身体に合わせてみましょう。

6.軽い運動を習慣化してみましょう。

  特にお昼から夕方にかけて運動する事で体温が一時的に上昇します。この上昇した体温を下げる時に「眠気」が誘発されるのです。また、太陽の光を浴びることで睡眠誘発ホルモンである「メラトニン」が増加します。

7.昼寝は午後3時前までにしましょう。

  昼寝は午後のカラダの動きを効率良くアップさせてくれます。最近は企業においても積極的な「昼間の休憩」を取り入れているところがあります。

  ただし、長くだらだら寝ると返って夜の睡眠の妨げとなります。午後3時前の20~30分を目安に休息をとりましょう。

明日は残りの7つをご紹介します。

  

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2008年4月 1日 (火)

「金縛り」を医学的に見ると・・・

「金縛り」の経験をお持ちの方はけっこう多いのではないでしょうか?
私も過去数回ですが経験があります。
けっこう焦るもんですよね・・・。
意識は比較的しっかりしているのに身体が動かないわけですから・・・。

さて、この「金縛り」、医学的には「入眠時幻覚を伴う睡眠麻痺」と言うそうです。

なんだか分かるような、イマイチ分からないような・・・。

症状としては、

・動けない
・しゃべれない
・不安や恐怖感を伴う
・胸の上に何かが乗っかっている感じ
・誰かが居るような気配

などが体験されるそうです。

この「金縛り」の発現率は男性で約40%、女性で約50%と言われており、初発年齢のピークは男性で17歳、女性で15歳と性差があるようです。

「金縛り」はストレスや生活リズムの乱れを背景に入眠直後にレム睡眠が起こってしまう事が原因です。

通常、ノンレム睡眠の後に続いて起こるはずのレム睡眠が入眠後10分足らずで起こることで、入眠時幻覚と麻痺を起こしやすくなるのです。

レム睡眠では骨格筋の筋緊張が低下しているので、身体を動かそうとしても動きません。一方で、大脳の方は活発に活動しているので、覚醒水準が高いと自分が目覚めているように感じ、この覚醒感が脱力を麻痺夢を幻覚と印象付け、現実性を伴った恐怖体験を形成すると考えられています。

私は霊的なものを決して否定しませんが、医学的に「金縛り」を捉えるとこういう結論になるそうです。

全ての「金縛り」がそうであるとも思えない自分も居ますが・・・。

本日はこの辺で。

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