健康診断

2008年5月19日 (月)

コレステロールは高いといけないの?!

最近、『 メタボリックシンドローム 』の話題で健康診断の検査結果を気にする方が増えてきましたね。

今まで自分のカラダにあまり関心が無かった方も、自分のカラダを大切に思うようになった事は素晴らしい!!ことです。

flairここでひとつ情報を!

最近『 コレステロール 』に関して少し常識が変わってきているようです。

コレステロールには2つありますね。【 善玉 と 悪玉 】

きっと皆さんは 

『 善玉sagittariusが多少多くても問題ないけど、悪玉bombが多いのは問題よね・・・ 』

と思っていませんか?

事実、お医者さんに行って血液検査をするとそのように指導されている方も多いと思います。

しかし、善も悪もきちんと必要な働きがあって仕事をしてくれているんですよhappy01。どちらもカラダに必要なものなのです。

善玉コレステロール(HDL) の働き
悪玉コレステロール(LDL)が血管や、抹消の組織に置いてきたコレステロールを集めて肝臓へ持ち帰る働きをします。

悪玉コレステロール(LDL) の働き
肝臓や腸で作られたコレステロールは血管を通って体全身に運んでいき、血管に出来たキズの修復などを促します。ただしコレステロールを運んでいきますが、使わないコレステロールは血管や抹消の組織に置いてきます。コレステロールをもち帰る事はありません。


このことは東海大学の大櫛教授が発表されました。(興味のある方はこちらをhttp://prog.pr.tokai.ac.jp/utokai/TkpMedia?p_kubun=01&p_kijic=20080417006

ただし、糖尿病や高血圧など持病をお持ちの方は話が別です。常に血管に傷をつけてしまう可能性が高いので、血管内をコレステロールによって詰まらせてしまう恐れがあるからです。持病をコントロールできるまではコレステロールが高いのは問題となるでしょう。

コレステロール単体が血液検査で高い方は、少しホッと出来ますねhappy01shine

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2008年3月10日 (月)

一般的な血液検査の結果の読み方 その2

今日は【血液生化学検査】の数値の読み方です。血液生化学検査では特に肝臓や腎臓の機能をチェックできます。

【血液生化学検査】

1.AST(GOT)
正常範囲:10~40
GOTはアミノ酸の代謝に関わる酵素で、肝臓、心臓、骨格筋の細胞に多く存在します。この数値が基準値よりも高い場合、急性肝炎、慢性肝炎、肝臓がん、脂肪肝、アルコール性肝炎、急性心筋梗塞、筋ジストロフィー症、重症筋無力症などが疑われます。

2.ALT(GPT)
正常範囲:5~42
GPTもアミノ酸の代謝に関わる酵素です。数値の見方はGOTとほぼ同じです。

3.LDH
正常範囲:120~240
LDHは糖の代謝に関わる酵素の一種です。体中の細胞に存在し、細胞が破壊されるとLDHの値が高くなります。
特に肝疾患(急性肝炎、慢性肝炎、肝臓がん、肝硬変、転移性肝がん)や心疾患(急性心筋梗塞、心不全)、筋疾患(筋ジストロフィー症、多発性筋炎など)、その他肺梗塞、白血病、悪性貧血、溶血などの時に高値になります。

4.総ビリルビン
正常範囲:0.2~1.1
ビリルビンとは赤血球のヘモグロビンが破壊された時に生じる色素のことです。肝機能や黄疸の確認などに使われます。
基準値より高い場合、溶血性黄疸、肝細胞性黄疸、肝内胆汁うっ滞、体質性黄疸などが疑われます。また基準値よりも低い場合は鉄欠乏性貧血などが疑われます。

5.ALP(アルカリフォスファターゼ)
正常範囲:110~350
ALPは体内のエネルギー代謝に関わる酵素で、特に肝・胆道系に多く存在します。肝・胆道系疾患がある場合、数値が高くなる傾向があります。
急性肝炎、慢性肝炎、肝硬変、肝臓がん、胆石症、胆嚢腫瘍の他に骨折や骨肉腫、甲状腺機能亢進症などでも高値を示す場合があります。

6.γーGTP
正常範囲:10~80
肝臓での代謝に関わるグルタチオンを合成する酵素です。特に飲酒によって数値が上がります。
基準値より高い場合、アルコール性肝障害、アルコール性肝脂肪、急性肝炎、慢性肝炎、肝臓がん、肝硬変、胆道炎、総胆管結石、胆道がん、膵頭部がんなどが疑われます。

7.Ch-e(コリンエステラーゼ)
正常範囲:240~490
コリンエステラーゼは肝臓で作られる加水分解酵素です。肝臓の機能を調べます。
基準値より高い場合、脂肪肝、ネフローゼ症候群、甲状腺機能亢進症の疑いがあり、低い場合は肝硬変、劇症肝炎、慢性肝炎、肝臓がん、低栄養などの疑いがあります。

8.T-Cho(総コレステロール)
正常範囲:140~219
コレステロールは脂質の一部でカラダを構成する為には必要なものですが、多すぎると動脈硬化などを起しやすくなります。
基準値より高い場合、家族性高コレステロール血症、糖尿病、甲状腺機能低下症、閉塞性黄疸、ネフローゼ症候群などの疑いがあり。
基準値より低い場合、肝硬変、肝臓がん、甲状腺機能亢進症。アジソン病などの疑いがあり。

9.HDLコレステロール(善玉コレステロール)
正常範囲:40~99
HDLコレステロールはカラダの余分なコレステロールを肝臓に運搬する働きがあります。
基準値より低い場合、動脈硬化症、糖尿病、肝硬変などの疑いがあります。

10.LDLコレステロール(悪玉コレステロール)
正常範囲:70~139
LDLコレステロールはコレステロールをカラダの組織に運搬する働きがあります。
基準値よりも高い場合、動脈硬化の原因になるだけでなく、狭心症、心筋梗塞、脳血栓、脳梗塞を引き起こす原因にもなります。

11.中性脂肪(TG)
正常範囲:50~149
中性脂肪(TG)は主に高脂血症を調べます。この値が高値の場合、高脂血症となり、動脈硬化症、糖尿病、甲状腺機能低下症、クッシング症候群などを引き起こすリスクが高くなります。また数値が低いと肝臓病、アジソン病、甲状腺機能亢進症の疑いがあります。

12.空腹時血糖
正常範囲:70~109
血液中の糖分を調べています。基準値よりも高値の場合、糖尿病、膵炎、膵臓がん、クッシング症候群、甲状腺亢進症、肝硬変、慢性肝炎などが疑われます。低い場合は、インスリノーマ、肝硬変、糖尿病、ガラクトース血症などが疑われます。

13.HbA1c(ヘモグロビンA1c)
正常範囲:4.3~5.8
HbA1cは過去1~2ヶ月の血液中の血糖状態を表すものです。この値が高いということは過去において血液中の糖分が多かったことが分かります。この数値が8を超えた状態が長く続くと色々な合併症を引き起こすリスクが高くなります。

14.血清総蛋白
正常範囲:6.5~8.2
血清蛋白とは、血清に含まれる100以上のたんぱく質の総称です。
血清蛋白の中のアルブミンは肝臓で合成される為、主に肝臓の機能を調べる検査になります。この数値が基準値より高い場合、慢性感染症、膠原病、多発性骨髄腫(MM)、原発性マクログロブリン症などが疑われます。また低い場合、肝機能障害、低栄養、ネフローゼ症候群などが疑われます。

15.尿酸
正常範囲:3.0~7.0
尿酸とはプリン体といわれる核酸が分解されてできる物質です。
基準値よりも高いと、痛風、腎機能障害などが疑われます。

16.尿素窒素
正常範囲:8.0~20.0
尿中の窒素量を調べることで腎機能を調べます。
基準値よりも高い場合、腎機能障害、消化管出血などが疑われます。低い場合は肝機能障害が疑われます。

17.クレアチニン
正常範囲:0.60~1.10
クレアチニンはたんぱく質が分解したときにできる物質です。通常は腎臓でろ過され尿と
して排泄されます。基準値よりも高い場合は腎機能障害、肝硬変などが疑われ、低い場合は筋ジストロフィー症や妊娠などが疑われます。

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2008年3月 9日 (日)

一般的な血液検査の結果の読み方 その1

みなさんは一年に一度くらいは健康診断を受けていますか?私達は仕事の関係や年齢的にも必要と感じて、健康診断を受けています。

さて、特にカラダに何か症状が無ければ一般的な健康診断では身体測定、血圧測定、血液検査などを受ける事になると思います。

自治体によっては、それ以外にも年齢的な節目で無料で受けられる検査が色々あります。もし良く分からなければそれぞれの自治体に問い合わせてみてください。

さて、健康診断が終わって約1ヶ月くらいで検査結果が戻ってきます。その中でも血液検査の結果は色々な数値があって分かりづらいこともあります。

そこで、今日は大まかな血液検査の結果の見方についてお話しさせて頂きます。なお、正常範囲の数値はあくまでも目安であり、検査を行う医療機関によって多少の誤差があります。詳しくは検査を行った医療機関にお問い合わせ下さい。)

【血液一般検査】

1.白血球数(WBC)
正常範囲:3900~9000
体内に細菌やウィルスなどが進入して、感染症などを発症すると上昇します。骨髄などでの生成が低下すると数値が低下します。

2.赤血球数(RBC)
正常範囲:♂438~577♀376~516
赤血球数の低下は貧血、高値では多血症の疑いあり

3.血色素量(HGB)
正常範囲:♂13.6~18.3♀11.2~15.2 同上

4.ヘマトクリット(HTC)
正常範囲:♂39.7~51.9♀34.3~45.2
血液中の赤血球の濃度で、低下で貧血、高値で多血症、脱水症の疑いがあり

5.血小板(PLT)
正常範囲:15~40
基準値より高値の場合、本態性血小板症、慢性骨髄性白血病、感染症、血栓症などの疑いがあり、低下では再生不良性貧血、急性白血病、巨赤芽球性貧血、肝硬変、特発性血小板減少性紫斑病(ITP)、全身性エリテマトーデス(SLE)などの疑いがあり

明日は【血液生化学検査】の数値についてです。
         

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2008年3月 8日 (土)

メタボリック・シンドロームとは?

最近巷を賑わせている、というよりも言葉自身が社会現象になりつつある「メタボリック・シンドローム」。みなさんも一度は耳にした事のある言葉ではないでしょうか?

そもそも「メタボリック・シンドローム」という概念は、2005年4月に日本肥満学会、日本動脈硬化学会、日本糖尿病学会、日本内科学会など8つの学会が日本における診断基準をまとめ公表したものです。

具体的にこの「メタボリック・シンドローム」、略して『メタボ』は、内蔵脂肪型肥満に高血糖・高血圧・高脂血症のうち2つ以上を合併した状態を言います。

実際の診断基準には、内臓脂肪の蓄積目安としてウエスト周囲径を計測し、男性では85cm以上、女性では90cm以上の方で、以下の項目の2つ以上に該当する方を「メタボリック・シンドローム」と診断することになっています。(※ただし、より正確な内臓脂肪量測定にはCTなどを活用する事が必要になります。)

・血圧が高い(上が130mmHg以上、下が85mmHg以上のいずれか、あるいは両方)
・血糖値が高い(空腹時で110mg/dl以上)
・血液中の脂質異常(中性脂肪値(TG)150mg/dl以上、HDLコレステロール値40mg/dl以上のいずれか、あるいは両方)

「メタボリック・シンドローム」だからすぐに病気になるという訳ではないですが、このような状態を放置しておくと動脈硬化性(血管の柔軟性が無くなって血管が硬くなる)疾患と言われる心筋梗塞や脳梗塞などになるリスクが高くなると言われています。

確かに病気になる前の段階でならないように予防する、という考え方は東洋医学でも「未病を治す」という考え方があり、個人個人の健康に対する意識を高めていくという観点からは大いに賛成できる制度改革だと思います。

しかし一方で、国としては長期的には「医療費削減」の為という命題もあるようで、この制度が始まると財源が必要になり、結局国民の健康保険料などが上がっていくことで、個人個人の金銭的負担が増えていくことになる恐れは無いのだろうかと一抹の不安も覚えます。


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2008年3月 7日 (金)

4月から健康診断が変わります。

近年の生活習慣病(糖尿病・高血圧症など)の増加に対応して、生活習慣病を早期に発見する「特定健康診査」「特定保健指導」「が始まります。

この健康診断は、40歳以上の方を対象に、40~74歳の国民健康保険加入者は国民健康保険が実施する健診を、それ以外の方々はそれぞれ加入する健康保険組合などが実施する健診を受ける事になります。

75歳以上の方は4月から自動的に後期高齢者医療制度の被保険者になりますので、この制度に基づいて市が実施する健診を受ける事になります。

この健診の結果、生活習慣病になる恐れがあると判定されると、保健指導が行われます。

具体的には、食習慣、運動習慣、喫煙習慣、休養状況などを踏まえながら生活改善のアドバイスや支援を受ける事になるのです。

いわゆる『メタボリック・チェック』ですね!

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