シップ薬を効果的に使うために知っておきたいこと
シップ薬の良い所、悪い所、種類などについては前回までにお話しましたが、これらを踏まえた上で、より効果的にシップ薬を利用するために知っておきたいことがあります。
1.シップ薬そのものは冷やしたり温めたりする能力はあまり高くない。
例えば、どこかをぶつけたり捻ったりして患部が腫れてきたときに患部を冷やす目的でシップ薬を使用してもあまり効果的とは言えません。ぎっくり腰の急性期などもそうですが、患部の炎症を最低限度に抑える為の「アイシング」には氷嚢などを直接患部に当てることが重要です。
アイシングをしっかり行った後で、患部にシップ薬を貼った方が痛みを和らげるのには効果的です。
2.長時間同じシップ薬を貼っていてもあまり効果的ではない。
シップ薬の成分が皮膚から浸透していきますので、ある程度の時間が経過するとその効果も薄れてきます。
4~5時間くらいを目安に貼り返る方が効果的です。その際、同じ場所に貼り直すときは少し時間を空けてあげた方がかぶれなどを予防できます。
3.お風呂に入ってすぐにシップ薬を貼らないようにする。
特に皮膚が敏感な方はお風呂上りにすぐにシップ薬を貼ると薬の成分が「ヒリヒリ」感じてシップ薬を剥がすとそこだけ発赤してしまうケースもあります。
できれば20~30分くらい空けてから貼るようにしてみましょう。
4.貼ったときに「気持ちよい」と感じるものを使用する。
「冷シップ」、「温シップ」は基本的にどちらを使用しても効果に差異はありません。冷やしたり温めたりする能力よりも貼った時に冷たく感じるか温かく感じるかの違いと考えた方が良いかもしれません。
シップ薬を貼る際にどちらの方が気持ちよく感じるかを試してみて心地よい方を使用すれば良いと思います。
5.かぶれの症状が出る場合は「塗り薬」を出してもらう。
場合によってはかぶれの症状が強い方もいらっしゃいます。そういった場合は、「塗るタイプ」の消炎鎮痛薬もありますので、お医者さんに相談しましょう。
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