熱中症

2008年5月 9日 (金)

気をつけたい『室内で発症する熱中症』

最近、室内で「熱中症」を発症する症例が増えているようです。確かにニュースで話題に上る事も多くなった気がします。

直射日光に当たっていなくても室温や湿度が適切でないと「熱中症」を起すリスクが高くなってきます。

特に乳幼児や高齢者、体力が低下している方などは注意が必要です。

「熱中症」の予防には『水分補給』と『体温管理』が重要ですが、特に高齢者の方は

「喉が乾いた」

という感じ方が少し鈍くなっています。

「喉が乾いた」と感じてからの水分補給ではすでにカラダの中は『脱水状態の一歩手前』という状態のこともあります。

また夜、就寝前に水分を摂るとトイレが近くなるからという理由で水分補給をためらう方も多くいますが、就寝中も案外汗をかくものです。

ですから、日中「喉が乾いた」と感じる前にこまめな水分補給を行うと共に、就寝前やトイレに起きた時、起床時など積極的に水分補給を行う必要があります。

適切な「水分補給」は血管内を流れる血液の粘張度を低下させ、血栓症などの予防にも繋がります。

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2008年5月 8日 (木)

これからの季節気をつけたい『熱中症』

『熱中症』とは、

高温多湿の環境下で発生する熱性障害の総称

で、医学的には体温の上昇を伴わない日射病及び熱けいれんと体温の上昇を伴う熱疲労及び熱射病に分類されます。

・日射病

炎天下や高温多湿の環境下に長時間さらされた時に発症する。日光に直接さらされることで皮膚の毛細血管が拡張し発汗することで循環血液量が減少し脳の血流低下をきたす。

頭痛、めまいの後に頻脈、血圧低下を引き起こし一時的に意識障害を起すこともある。

体温は正常か軽度低下が見られ顔面蒼白、冷感、発汗を伴う。


・熱けいれん

高温多湿環境下での運動や労働で多量の汗をかいた際、水の補給だけを行った結果体内のナトリウムが不足し低ナトリウム血症による脱水を引き起こす。

吐き気、めまい、口渇、全身の筋肉の有痛性けいれんと共に意識障害を引き起こす。


・熱疲労

熱疲労は体内の循環血液量の減少や電解質異常に熱症状が加わった状態です。

疲労感、口渇、頻脈、血圧低下、乏尿の症状に意識障害をきたす。体温は上昇するが発汗機能は残存しているので皮膚にはまだ潤いがあり、深部体温も40℃は超えない。

ただし、進行すると熱射病に移行することもあり危険な状態である。


・熱射病

体温調節機能が障害され深部体温が40℃以上に上昇する。皮膚も乾燥し、けいれんや血圧低下、意識障害、呼吸抑制などが見られる。

播種性血管内凝固症候群(DIC)や多機能不全(MOF)を合併し死に至ることもある。



一般的に熱射病にまで至っていない段階の熱中症では生命の危険が迫っているわけではありませんが、熱中症の症状は進行速度が速いため、症状を感じたら早急な対応が必要になります。

軽度の症状であってもお医者さんの診察を受ける事をオススメします。

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