五十肩の患者さんに良く聞かれる質問
さて、五十肩の最終日です。
今日は五十肩の患者さんの治療をしていて良く聞かれる質問について書いてみようと思います。
Q、肩が物凄く痛くても動かさなくてはダメですか?
A、寝ていて眼が覚めてしまうほど痛みが強い場合や、お風呂に入っていてズキズキ痛むようなら無理はしないで下さい。今はまだ、積極的に運動する時期ではありません。
Q、湿布は温シップが良いですか、冷シップが良いですか?
A、基本的に貼った時に気持ちよく感じる方で構いません。ただし、温シップは皮膚に刺激が強いのでピリピリ感じるようなら止めておきましょう。また貼りっぱなしにしても効果はありません。湿布の効能が持続する時間はおよそ3~5時間です。その後は一度剥がしてしばらく時間を空けて貼るようにしましょう。
Q、どこに貼れば良いですか?
A、痛い場所に貼れば良いです。湿布は経皮吸収型鎮痛消炎剤です。湿布に含まれる成分が皮膚から痛む部位へ浸透していきますので痛みのある場所に貼りましょう。
Q、お風呂あがりすぐに貼っても良いですか?
A、皮膚が敏感な方はお風呂から出てきてすぐに貼ると「ピリピリ」感じてしまうことが多いようです。30分ほどしてから貼って頂くと良いと思います。
Q、1回痛みが治っていたが、再び痛み出したんだけど、なぜ?
A、「痛みがとれた=良くなった」と思ってしまいがちですが、痛みがとれても関節周囲の状態が準備できていないと再び痛みが出る可能性はあると思います。再発防止の為には、痛みが取れてからどのように関節の動きを回復させるかが重要です。
Q、どのくらいで治りますか?
A、非常に答えづらい質問です。一つ言える事は症状が出てから治療を受けるまで長い経過があると少々時間がかかります。また、関節可動域の制限がどの程度によっても違いますし、個人差があると思います。
Q、五十肩は何もしなくても1年くらいで治ると聞いたんだけど?
A、これも一概には言えませんが、正直言って間違ってはいないと思います。特に一度目の痛みは自然に楽になるケースもあるようです。ただ繰り返していくうちに徐々に治りが悪くなり、可動域制限が強くなって肩を動かす事ができなくなった、という患者さんもいらっしゃいます。
Q、近くの病院では湿布しか出してくれないけどこれで治るの?
A、当院の考えでは湿布だけではなかなか難しいケースが多いように感じています。
Q、五十肩と診断され、治療もかなり受けているが全く痛みに変化がない
のだがどうしたら良いでしょうか?
A、もしレントゲン検査だけでしか受けておらず、症状にも変化がない場合は、もう少し細かな検査を受けられる医療機関を紹介して頂くか、自分で探してみても良いかもしれません。(MRIなど)私が過去に遭遇した患者さんで近所の整形外科で五十肩の診断を受け、注射とお薬の治療に加えて私の鍼灸治療を併用していた方がおりましたが、治療直後は症状に変化があるものの、なかなか頑固な夜間痛がとれず、「ちょっと気になるなぁ」と思っていたら、実はMRI検査で上腕骨骨頚部に小さなヒビが入っていることが判明した症例もありました。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)




最近のコメント