インフルエンザの治療で1番重要なことは「スピード」
です。いかに速やかに医療機関
を受診し、抗ウィルス薬を服用するかが勝負となります。
具体的には、まずは医療機関で 診断キットによる検査 を行います。
ここで 【インフルエンザ感染の有無】 と 【A型】 なのか 【B型】 なのかが 判別 できます。
インフルエンザの治療に用いられる薬としては、「抗インフルエンザウィルス薬」。これは 医師がその必要性を判断して処方 します。
その他、インフルエンザウィルスには直接効果はありませんが、解熱剤やインフルエンザに合併する肺炎や気管支炎に対する治療薬として抗生物質等が使用させるケースもあります。
治療を受ける患者さんも治療の際に理解しておいた方がいいことがあります。
*それぞれの薬の効果は一人一人の症状や体調によっても異なり、正しい飲み方、飲んではいけない場合、副作用への注意などがありますので医療機関や薬局等で十分な説明を受けてください。
*また使用するかしないかは医師の判断になりますので処方してもらう医師に十分に相談することが重要です。
抗インフルエンザウィルス薬には、 タミフル (一般名:リン酸オセルタミビル)、 リレンザ (一般名:ザナミビル水和物)、 シンメトレル (一般名:塩酸アマンタジン)があります。
抗インフルエンザウィルス薬は 発症から48時間以内 に使用を開始すると発熱期間が1~2日間短縮され、ウィルス排泄量も減少します。
(※48時間以降に服用を開始した場合、十分な効果は期待できないと言われています。)
また、 タミフル (一般名:リン酸オセルタミブル)はA型またはB型インフルエンザの治療及び予防に使用される医薬品で、 カプセルタイプ と ドライシロップタイプ があります。
タミフルは医師が診察の上、必要性に応じて判断され処方されます。
これまでに、タミフルを服用した10歳代の方が転落等により亡くなる事例などが報告されており、厚生労働省は平成19年3月20日に予防的な措置としてタミフルの製造販売元である中外製薬株式会社に対し、医療関係者への緊急安全性情報の配布を指示しました。
その内容としては、
・10歳以上の未成年者の患者は合併症などを有するハイリスク患者を除いては原則使用を差し控えること。
・小児・未成年者は本剤による治療が開始された後は異常行動の恐れがあり、少なくとも2日間は小児・未成年者が一人にならないよう患者家族に説明すること。
現在でも厚生労働省においてタミフル服用と異常行動との因果関係を究明するための検討が進められています。
インフルエンザ に罹った時に注意したいのが 解熱剤 です。
解熱剤には多くの種類がありまが、その中にはインフルエンザに罹っている時には服用を避けなければならないものがあります。
特に15歳未満の子供への使用をさけるように厚生労働省から注意喚起されているものもあります。
代表的なものは、 アスピリン などの サリチル酸解熱鎮痛薬、ジクロフェナクナトリウム、メフェナム酸 があります。
したがって、 他人が処方された薬はもちろんですが、本人用であっても別の病気の為に処方されて残っていたものであっても私用することは避けるべき です。
また、市販の解熱鎮痛薬や風邪薬(総合感冒薬)の一部にもアスピリンなどのサリチル酸系の解熱鎮痛薬を含んだものもありますので、使用する際は自己判断はせず必ず医師・薬剤師によく相談してください。
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